一級建築士試験2019|難易度や試験日程と過去問題から製図独学での合格可能性まで調査

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一級建築士試験は建築物の設計や工事監理を行うための資格をとるための試験です。

一次試験として学科試験、二次試験として製図試験があり、トータルの合格率は10%を切っています。

10人中1人受かるかどうかということで、かなり狭き門ですね。

これから一級建築士試験を受ける場合、どんな問題が出るかも気がかりではないでしょうか。

この記事は、一級建築士の難易度や試験日程、製図試験は独学で合格できるものなのか、ということをテーマにお送り致します。

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1.一級建築士試験の難易度や合格率と受験資格

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一級建築士試験は難関と言われていますが、他の国家資格等と比較してどんな感じなんでしょうか?

合格率と受験資格についても触れます。

①一級建築士試験の難易度

国家資格の難易度は一般的に以下の5つのランクに分けられています。

  • S=超難関
  • A=難関 ←一級建築士
  • B=普通
  • C=やや易しい
  • D=易しい

一級建築士は2番目の難関国家資格に入っているようです。

また、不動産・建築の分野ではトップの難易度で、不動産鑑定士と並んでこのジャンルの最難関資格です。

取得するのに必要な学習時間は受験者の学習経験によって違いますが、建築の学歴を有しない人の場合は一次試験(学科試験)に一発合格するために8ヶ月程度、建築学科卒業者でも半年程度(資格学校のカリキュラムが概ねそのような日程となっています)。

②一級建築士試験の合格率(学科・製図)は?

合格率は一次試験(学科試験)が19%、二次試験(設計製図試験)は学科合格者のうち40%程度なので、トータル7〜8%程度です。

③一級建築士試験の受験資格2019年・2020年は大幅に変わる?

一級建築士試験の受験資格は以下のようになっていますが、2018年12月14日に交付された建築士法の一部を改正する法律では大幅に変更になっています。

ただし、変更後の受験資格は2019年試験には採用されず、2020年からとなる見込みです。

現行の受験資格(2019年まで)

  • 第一号
    大学の指定科目を修めて卒業した方=実務経験2年以上
  • 第二号
    3年生短大で指定科目を修めて卒業した方=実務経験3年以上
  • 第三号
    2年生短大か高専で指定科目を修めて卒業した方=実務経験4年以上
  • 第四号
    二級建築士=実務経験4年以上
  • 第五号
    その他国土交通大臣が認めた方=所定の実務経験が必要

改正後の受験資格(2020年〜)

  • 第一号
    学校教育法による大学若しくは高等専門学校、旧大学令による大学又は旧専門学校令による専門学校において、国土交通大臣の指定する建築に関する科目を修めて卒業した者(当該科目を修めて同法による専門職大学の前期課程を修了した者を含む。)
  • 第二号
    二級建築士
  • 第三号
    国土交通大臣が前二号に掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認める者

誰もが受験できる試験ではないということは変わりませんが、改正前と比較してずいぶんと緩和されました。

学歴無しで二級建築士試験から挑戦しようとすると、これまでは最短でも13年かかりましたが、改正後は8年に短縮されます。

2.一級建築士試験の日程や時間割は?

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2019年度の一級建築士試験の日程や試験当日の時間割は以下のようになっています。

受験の申し込み期間が短いので、申し込みそびれないように注意してくださいね。

①2019年度一級建築士試験の受験申込

一級建築士試験の申込日程は以下の通りです。

郵送の場合:4月5日(金)~5月13日(月)

インターネット申込:4月8日(月)10:00~4月15日(月)16:00

会場申込:5月9日(木)~5月13日(月) 10:00〜17:00

②2019年度一級建築士学科試験の日程と時間割

一級建築士学科試験の日程は以下の通りです。

  • 学科試験日7月28日(日) 
  • 学科Ⅰ(計画)・学科Ⅱ(環境設備):9時45分~11時45分(2時間)
  • 学科Ⅲ(法規):12時55分~14時40分(1時間45分)
  • 学科Ⅳ(構造)・学科Ⅴ(施工):15時10分~17時55分(2時間45分)

③2018年度一級建築士学科の合格発表

学科試験の合格発表日は以下の通りです。

学科合格発表日:9月10日(火)

④2017年度一級建築士設計製図試験の日程と時間割

設計製図試験日:10月13日(日)

答案1(製図)・答案2(記述):11時00分~17時30分(6時間30分)

⑤2019年度一級建築士設計製図合格発表

設計製図合格発表日:12月19日(木)9:30

合格発表は試験元のホームページ上で公開されます。

参考
公益財団法人建築技術普及センターのホームページ|一級建築士試験

3.一級建築士試験の過去問題について

宮脇檀と住宅作品の画像

一級建築士学科試験は他の国家試験と同様、過去問題が受験勉強をする上で大きなウエートを占めます。

一説には学科の本試験問題の60%は過去問題と似た内容となっていて、過去問題を制する者が本試験を制すと言われています。

ところがここ数年は新傾向の問題が多く出題されるようになってきているようです。

一概に過去問題を闇雲にやりまくる事が合格への近道だと言い切れなくなってきたそうです。

しかし過去問題を軽く見てはなりません。

最低でも過去7年間分の試験問題は一通りやって、解説を読んでおきたいものです。

大手資格予備校から問題集や参考書が出版されていますので参考にしてみてください。

建築士試験の問題集の画像

4.一級建築士設計製図は独学が可能?

安藤忠雄のスケッチを描く画像

受験初年度の方にとっては製図試験の勉強は過酷そのものです。

自分の力の全てを費やして何とか学科に合格したと思ったら今度は製図試験の勉強に力を絞り出す事になるからです。

設計製図試験は資格予備校に通うのが一般的
学科試験は市販のテキストが充実しているので独学で合格することも十分に可能ですが、設計製図試験は学科試験日の前日に内容が発表されるため市販テキストや問題集が発売されるタイミングが遅いのです。

また、設計する力を養うことと製図の技術を上げるという両方の鍛錬が必要ですので、文字通り「独学」して合格することは非常に難しいと考えられます。

一般的には大手資格予備校に通うのがセオリーとなっています。

多額の授業料を支払ってでも通う方が後を絶たないのはその効果が独学やインターネット添削サービスに比べて絶大だからです。

インターネット添削サービスも活用の仕方によっては大きな効果を得られるようです。

一級建築士試験のための資格予備校としては、以下のような学校があります。

  • 日建学院
  • 総合資格
  • TAC
  • コスモ建築塾

 
日建学院と総合資格が全合格者の9割を占めるそうです。

また、教育的ウラ指導というインターネットの添削サービスも最近は広く認知されてきています。

どちらの学校やサービスも活用の仕方次第です。

学校によって合否が決まる事はありません。

ただ、独学は可能か?という問いに対しては・・・

敢えて言わせていただくと、建築に関する学歴が無い状態での初受験で学科からストレート合格するのは独学では不可能ではないかと思います。

逆に、建築関連の大学や専門学校に通っていた方であれば十分に可能性はあると言えます。

大手資格予備校の学費は、学科・設計製図含めて70万円程度かかり設計製図のみだと35万円程度です。

この金額を支払って初受験で合格を目指すか、ゆっくり数年間かけて独学で合格するかという選択になるのではないでしょうか?

いずれにしても確かなことは、受験者の努力なしで合格はないということです。

頑張って合格を目指しましょう。

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ということで、今回は一級建築士試験についてでした。

これから初めて試験に取り組む場合でも、何度かの挑戦でも、基本的には年々新しい知識を問われますから、必要な努力は変わらないでしょう。

製図3年目の場合は余計なプレッシャーがかかりますが、それを力に変えて頑張って下さい。

これを乗り越えたことが大きな自身に変わるはずです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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