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三條慶八さんは140億円の負債を完済して復活した経歴がショッキングなことから、最近テレビ等で注目されています。

なぜ140億円もの負債をかかえたのか?

どうやって返したのか?

謎ですよね。

僕は、実は三條慶八さんに会ったことがあります。

父親の会社が危機に陥っていた際に助けを求めて会いに行ったんですよ。

会いに行く前に、予習として三條さんの著書「会社と家族を守って借金を返す法」を読破しました。

↓この本です。

今回は実際に会った時のことをふまえて三條慶八さんについて紹介します。

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1.三條慶八プロフィール

【プロフィール】
三條慶八(さんじょう けいや)
所属:式会社jライフサポート
役職:代表取締役
出身大学:立教大学経済学部・経済学科

 

三條さんは父親の経営する不動産賃貸業者の負債を引き継いで、阪神大震災の復興活動の中、8年間で完済しました。

その経験を活かして現在は株式会社Jライフサポートの代表取締役として起業コンサルタントや公演、若い会社経営者を対象とした個別講座等の活動をしています。

3.140億円の負債をどうやって返したの?

三條慶八さんは震災からの復興活動をしながら、自社のビルの修復や処理をし、金融機関との交渉を丁寧に行っていきました。

テナントに入っているお店の中には、中々家賃を支払わない人もいて、そういう人にも個別に丁寧に対応して資金を回収していったそうです。

三條さんの金融機関とのやりとりの基本は、金融機関にとってデメリットがないことを前提にすすめられます。

負債を買い取るサービサーという業者の存在もその時本を読んで知りました。

金融機関は負債が一定額返済されるとサービサーに債権を譲渡して(サービサー処理)、顧客の債務を圧縮してくれることがあるそうです。

一つ一つの案件に対して丁寧に根気よく対応していくことで、徐々に返済を進め、8年間での完済につなげました。

一気にぽんと返したのではなく、少しずつ工夫しながら資金を集めて返済に回し、負債も金融機関にサービサー処理等を検討してもらうなど味方につけて、丁寧に丁寧に対応していったんですね。

ポイントとして言えるのは、誰もが同じ手法で返済できるわけではないということです。

三條さんの場合は、不動産収入や未払いの家賃等がたくさんあったという特徴があります。

個別の事情や事業形態によって、できる対応は違ってきます。

具体的な相談をしたい場合は、三條さんに問い合わせてみると良いですよ。

下でも書きますが、人柄もいいです。

この記事の最後に紹介している本も参考になります。

2.三條慶八が140億円の負債を負った理由は?

そもそも三條慶八さんがなぜ140億円もの負債を負ったのかを書きます。

三條さんは自身の著書でも述べているんですが、父親の愛人の子供だったそうです。

三條さんの父親は不動産(ビル)を多数所有してテナントに貸して生計を立てている会社の社長でした。

他社で経験を積んだ後、父親の会社に入って仕事をしていたところ、阪神大震災に見舞われて大打撃を受けたそうです。

震災の影響で不動産経営が苦しくなり、140億円という多額の負債を抱えることに。

最悪な状況からその会社を引き継ぎ、連帯保証人となった三條さん自らが返済をしていくという状況となったのでした。

三條さんは著書の中で、銀行が経営者にお金を貸す際に、代表者個人を連帯保証人にさせることを問題だと言っています。

確かに事業資金の借入に自分が連帯保証人になる必要があるとなれば、お金を借りるのに躊躇してしまいます。

経済活性化のためにもこういう慣習は変えて欲しいですね。

4.三條慶八の人柄は?

三條慶八さんの人柄は、僕が実際に会ったエピソードを見ていただくのが分かりやすいので、ここでは当時の様子を書きます。

僕が三條慶八さんに会ったのは2015年の5月のことでした。

僕の父の経営する会社が不信で取引先への支払いが滞る状態だったことから、再建のための助言をもらいに行ってきたんです。

決算書や事業計画書を持参して面談しました。

事業計画書は事前に父と練りに練って、現在の負債の返済計画や、未払いになっている取引先への支払いをどうやって解決していくかをまとめまたものです。

実際に話した内容は、返済計画や支払いの計画はOK。

ではその後どうやって事業を回復して安定経営に持っていくかが重要だから、あなた(僕)は来月の私の講座に来なさい。

定員は一杯だったみたいですが、特別に入れてくれました。

とにかく藁にもすがる思いで翌月の講座にお邪魔することに。

講座には若手の経営者が僕以外に6人参加していました。

逆輸入車専門のモータース社長や、京都の老舗牡丹工場の社長、茨城の駐車場経営者、アジア留学支援ベンチャーの代表、奄美大島の雑貨店オーナーなど。

僕は静岡の「住宅会社二代目」として自己紹介してとにかく学べるものを全部もってかえろうと意気込みました。

講座では、これまで意識してこなかった金融機関とのやりとりの基本知識や、各自に与えられた課題を一晩で自分で解き、翌日の二日目に発表するというワークなど、非常に充実した内容でした。

僕の課題は、金融機関から5000万円の事業融資を受けるための交渉内容を完結にまとめるというもの。

5000万円の使いみちの詳細と、得られる利益や具体的な返済期間を考えてきなさいということです。

ホテルで一晩夜なべして考え、どうにかまとめて翌日発表しました。

評価は概ねOKでした。

僕は自分の住宅ローン審査が危ない状況からどうにか満額借りることができた景観から、事業においても基本は同じだろうと考えて、想定できる状況を発表の中に入れ込んだんです。

その視点は正しく、よく考えたじゃないですか、と言ってもらえて大きな自信になったのを覚えてます。

参加者の中には、答えがわからず三條さんに全て教えてもらうという人は1人もいませんでしたね。

講座の雰囲気から、自ら必死に考えなければみんなの前で恥をかくことをひしひしと感じたからかもしれません。

三條さんは、自分の置かれた状況を把握して、どう対処したら良いかの答えを自力で見つけ出すことが大事だと言っています。

その計画案に対して、修正すべきところは指南してくれるというスタンスですね。

三條さん本人も、誰も教えてくれない中で140億円の負債をどうやって返したら良いかを自力で考えたんだそうです。

言いよってくるコンサル会社等も多くあったそうですが、全て断ったんですって。

基本的にコンサルは自分の実力を過信していて、個別事例をくまなく調査してくれないというんです。

三條さんの「負債140億円」という事例って、会社の規模から考えて前例ないですよね。

そういった中で、金融機関に対してテキトーな対応をとってしまっては助かるものも助からない。

だから、金融機関を敵と捉えるんではなく、相手のみになって「どうしてほしいのか?」を優先して考えたんだそうですよ。

金融機関にとっては「お金をいつ返してくれるのか」がもっとも重要なことであり、「早く返して欲しい」という概念はないのだとか。

融資を否認されてしまうケースは、決算書において「この人はお金を期日までに返すことはできない」と判断されているんですね。

そのため、使い位置を体よくして誤魔化そうとするのではなく、単純に「いつ完済します」という根拠を示すことが重要。

三條さんは著書や講座、面談を通して包容感豊かに教えてくれました。

会った際には著書で述べている内容についてもより詳しく当時の思ったことなどを教えてくれたり、サービス精神豊富ですね。

会うと本だけで知っている知識が何倍にも膨らむような気がします。

後の父の会社の金融機関とのやりとりにも大変役に立ったちました。

三條さんに企業再生コンサルを受ける場合、「こういう場合はこのケースに当てはまりますか?」という疑問を投げて、三條さんに回答してもらいながら金融機関と対話していくというのが基本の流れでしょうか。

三條さんは、全部何とかしてくれる人ではなく、あくまで自力でなんとかするためのアドバイスをくれる存在ですね。

ある意味、もう今後は負債を抱えることは無い状態に、自分で変化するように促しているのかもしれません。

少なくとも僕はそう捉えています。

感謝しかないですね。
 

以上のことから、三條慶八さんは自らの多額の負債を工夫によって完済した経験により、大きな自信と精神的余裕を持った人だということがわかると思います。

どんな人でも絶望的な状況っていうのは無く、対応によって事態を動かしていくことができるものだということを発信しています。

基本的に、困っている人の味方ですね。

人間性は、完済の人なのでひょうきんで面白いです。

落ち着いた話し方で、含み笑顔の優しい目が印象的でした。

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6.三條慶八の著書は?

最後に三條さんの著書を紹介します。

 

 

 

 

※本の概要・価格。レビュー等は画像リンク先にて確認できます
※いずれも楽天BOOKSで購入可能です

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